8月のタタの世界新車販売、2か月連続の2桁増

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インド自動車大手のタタモーターズは9月17日、8月の世界新車販売の結果を公表した。総販売台数は9万7225台。前年同月比は13%増と、2か月連続で2桁増を達成した。

乗用車の8月世界販売台数は、4万7141台。前年同月比は23%の大幅増で、11か月連続のプラスを維持した。商用車の8月世界販売は、5万0084台。前年同月比は4%増と、4か月連続で前年実績を上回る。

インド国内では、超低価格車の『ナノ』が6507台を売り上げ、前年同月実績の5.4倍と4か月連続で増加。ナノは2011年11月、初の改良モデルを投入しており、支持を伸ばした。

『インディカ』シリーズは、前年同月比5%増の7591台と2か月連続の前年実績超え。しかし、『インディゴ』シリーズは、29%減の3629台と後退した。『スモー』『サファリ』『アリア』『ベンチャー』シリーズは、前年同月比38%増の4584台と、3か月連続で前年実績を上回る。

また、傘下のジャガー&ランドローバーの8月世界販売は、2万4060台。前年同月比は13%増と、引き続き2桁増を保つ。その内訳は、ランドローバーが2万1100台と引き続き好調。これは、レンジローバー『イヴォーク』の人気によるもの。

一方、ジャガーの8月世界販売は2960台。2012年4‐8月では、1万8798台を売り上げている。

《森脇稔》

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