タタ・モーターズは、同ブランドの起死回生を狙って最新のGenX Nanoを発売するとエコノミックタイムスが伝えた。
GenX Nanoはスマートシティカーとして21種類のオプションの他にオートマチックトランスミッション、Bluetoothを装備し、マルチ・スズキのハッチバックAltoやヒュンダイのEonといった月に1万5千台を販売する車種に対抗するものとして期待されている。
同社のギリーシュ・ワーグ副社長は、約10億ドルを投じたこのTata Nanoが運命を左右することになると感じている。
「以前のNanoはエントリーモデルのハッチバックとして他社と競合することができなかったが、今回のGenX Nanoはそれと異なり競争可能な位置にある。コンパクトカーの分野で全く新しいハッチバックと言えるだろう」と話している。
販売価格は22万5千ルピーから29万9千ルピーと、世界で最も手頃な価格のオートマチック車になるとみられている。