欧州ホンダは9月14日、フランスで9月27日に開幕するパリモーターショー12において、『シビック』の新型ディーゼルエンジン搭載車を初公開すると発表した。
欧州向けのシビックは2011年9月、フランクフルトモーターショー11でモデルチェンジして登場。北米向けとは異なる5ドアハッチバックボディをまとい、英国工場で生産される。
今回、欧州ホンダは、新型シビックに新しいディーゼルエンジンを追加。1.6リットル直列4気筒ターボディーゼルは、「i-DTEC」と命名。このエンジンは、ホンダの新世代環境技術、「アースドリーム」を採用するのが特徴だ。
現時点で、欧州ホンダが公表しているのはスペックのみ。最大出力は120ps、欧州複合モード燃費は27.8km/リットル、CO2排出量は94g/kmとなる。
欧州ホンダは「アースドリームは欧州では、このエンジンが初めて。パフォーマンスと高い環境性能を両立した」と説明している。