【新聞ウォッチ】マツダのマーク・フィールズ元社長、米フォードCOOに内定

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マツダ社長時代のマーク・フィールズ氏
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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2012年9月13日付

●「日本維新の会」結党宣言、衆参7人合流へ(読売・1面)

●安倍氏が出馬表明、自民総裁選(読売・1面)

●原発ゼロ「30年代」明記、政権原案、核燃見直し先送り(朝日・10面)

●HVの主役、アクアに?トヨタ国内生産、プリウス超えへ(朝日・8面)

●エコカー補助金残額155億円、経産省、月ー金に公表(毎日・6面)

●元マツダ社長がフォードCOO米報道(毎日・7面)

●ガソリン価格、5週連続上昇、中東情勢が不安(東京・7面)

●環境税、転嫁に悩む、来月導入、給油所、値上げ難しく(日経・3面)

●日産の燃料電池車「テラ」パリショーに出展(日経・10面)

●中国経済成長「なお高水準」日産ゴーン社長(日経・10面)

●八千代工業、今期の売上高経常利益率、3%に上昇(日経・13面)

ひとくちコメント

昔の名前で出ているのは、「ミラージュ」や「ダットサン」のようなクルマばかりと思っていたが、自民党の安倍晋三元首相も5年の歳月を経て、再び総裁選に出馬表明。何でも安倍氏は「持病があったが、2年前に新薬が登場して克服できた。今は心身ともに健康だ」と強調するが、その新薬は、無責任の病にも効いたのであれば画期的である。

懐かしい名前といえば、マツダのマーク・フィールズ元社長である。現在は米フォード・モーターの副社長だが、近く開かれる取締役会で空席のナンバー2のポストである次期最高執行責任者(COO)に就任する見通しだという。米メディアが伝えたもので、12日の日経夕刊や、きょうの毎日、産経なども共同配信の記事を取り上げている。それによると、ムラリー最高経営責任者(CEO)の後任含みの人事で、来年末までに、次期CEOに就任する可能性があるという。

フィールズ氏といえば、1999年12月に38歳の若さで再建中のマツダの社長に就任。2002年6月まで、経営トップとして本社の広島と東京を東奔西走。マツダの再建に手腕を発揮した。一方で、甘いマスクのため、日本でも浮き名を流したエピソードも多く、一時は“カツラ疑惑”まで浮上するなど、週刊誌のターゲットにもなった。
 
当時日本ではお騒がせの外人社長も、古巣に戻ってからは出世街道をトントン拍子で歩み、米ビッグスリーのトップの椅子を射止める日も近づいたようだ。

《福田俊之》

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