【新聞ウォッチ】鈴木修会長「フェラーリでも軽自動車に乗っても人格は同じ」

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スズキ 鈴木修会長兼社長
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  • スズキ 新型「ワゴンR」発表会
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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2012年9月7日付

●いすゞGMと再提携、次世代トラック共同開発(読売・8面)

●露の車市場に熱視線、現地会社と合弁工場続々(読売・8面)

●軽自動車、3強時代へ、首位ダイハツ、巻き返すスズキ、猛追ホンダ、人気車種急ぐ改良(朝日・10面)

●トヨタ、中国での販売倍に(朝日・10面)

●トヨタプリウス15ヵ月連続首位、8月新車販売台数(朝日・10面)

●「2030年代原発ゼロ」目標、民主方針、政府結論に反映(毎日・1面)

●マツダ工場の開設式典「極東産業の機関車に」プーチン大統領、電撃訪問(産経・9面)

●居眠り運転の兆候監視、車部品メーカー製品化続々(産経・12面)

●海運10社、カルテル疑い、車輸送費公取立ち入り(産経・27面)

●トヨタ印第2工場、16~17年検討、新ミニバン生産(東京・7面)

●蘇るメードインUSA、テスラ、車造りに新風(日経・7面)

●スズキ「ワゴンR」を全面刷新、主役は軽、競争一段と(日経・11面)

●ホンダ、英で増産、15年メド、年25万台に(日経・11面)

●三菱自、中国同業に出資、広州汽車系、小型AUVなど量産(日経・11面)

●三菱自、輸入車で7位に、8月販売(日経・11面)

●九州のエンジン工場、ダイハツ、5割増強、来年5月メド(日経・11面)

●輸入ガソリン割安に、韓国製スポット(日経・17面)


ひとくちコメント

スズキが、看板車種の軽自動車「ワゴンR」を4年ぶりに全面改良し発売した。新モデルは1993年発売の初代から5代目だが、ガソリン1リットルあたり28.8kmと、ワゴンタイプの軽自動車ではトップの低燃費がセールスポイントという。ただ、都内のホテルで記者会見した鈴木修会長は「チャレンジの結果、ここまで燃費が改善されたが、きょうは優勢でも明日は分からない。より燃費を良くする競争はこれから続く」と、開発陣に檄を飛ばした。

きょうの各紙をみると、朝日、産経、東京、日経が新型ワゴンR関連の話題を総合面や経済面でトップニュースで掲載するなど、新車の発表記事としては異例の大きさで取り上げている。

朝日が「軽自動車、3強時代へ、首位ダイハツ、巻き返すスズキ、猛追ホンダ」として、エコカー補助金終了後も、これまで以上に激しい競争が予想されると伝えている。東京も「軽市場レース過熱」としてシェア争いが激化している模様を報じている。日経は軽自動車が新車販売の4割を占めるなど、存在感が高まっていると指摘する。

鈴木会長も「軽自動車はかつてウチのような中小メーカーがやっていたが、大手さんも参入して4社が作って、8社が販売するようになった」と指摘。「日本の道路事情を考えると、小さい車のほうがいい」と、再び軽自動車に注目が集まっていることを強調する。

また、鈴木会長は「知人とゴルフに行くときにフェラーリに乗せてもらうことがあるが、走行中は通行人には注目されても、シートが固すぎてなじまない。高級車に乗っても人格が変わるわけではなく、私は軽やマイカーのソリオでも満足している」と持論を述べた。

82歳の高齢にもかかわらず、8月中旬には、暴動が起きたインド工場を訪問するなど精力的に“社長業”をこなしているが、この日の会見でも記者からの質問にもエピソードを折り込みながら意気軒昂に答えていた。



《福田俊之》

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