トヨタ自動車のインド車両生産・販売会社、トヨタ・キルロスカ・モーター(TKM)は8月下旬、インドで新型『カムリ』を発表した。
新型カムリは、インド・バンガロール近郊のTKMのビダディ工場で現地生産されるモデル。新型カムリの生産拠点としては、世界11番目の工場となる。カムリは2002年、インド市場に投入されており、新型はカムリとし7て世代目だ。
日本仕様はハイブリッドのみとなる新型だが、インド向けのカムリは2.5リットル直列4気筒ガソリンエンジンを搭載。これは、北米仕様と基本的に共通。最大出力181ps/6000rpm、最大トルク23.5kgm/4100rpmを発生する。
トランスミッションは、マニュアルモード付きの6速AT。外観は北米仕様ではなく、欧州仕様がベースとなっており、日本仕様とはフロントグリルなどのデザインが違う。
新型はインドにおいて、クラス最高の広さと優れた静粛性をアピール。新型の現地ベース価格は、238万ルピー(約335万円)だ。
TKMのサンディープ・シン常務は、「新型カムリをインド国内全ての販売店に展示する。新型がインドのより多くの顧客を幸せにすると期待している」と述べた。