一時は、次期モデルの開発計画の凍結も伝えられた日産自動車のスポーツカー、『GT-R』。一転して、同車の次期型の開発計画が承認されたとの情報がもたらされた。
これは8月27日、米国の自動車メディア『INSIDE LINE』が報じたもの。神奈川県厚木市の日産テクニカルセンターを訪問した同メディアが、日産の担当者から得た話として「2018年に、次期GT-Rが登場するとの確証が得られた」と伝えたのだ。
現行GT-Rは、最大出力550ps、最大トルク64.5kgmというパワフルな3.8リットルV型6気筒ツインターボエンジンを搭載。これに、6速デュアルクラッチトランスミッションと独立型トランスアクスル4WDレイアウトを組み合わせる。次期型では、どのような方向性を目指すのか。
同メディアは、次期型の一つの方向性として、「ハイブリッドの可能性がある」とレポート。これは、ホンダが次期『NSX』をハイブリッド化するなど、世界のスポーツカーの動向を日産が注視し、検討課題に掲げているものだという。