【WEC 第4戦】「次のステップに進む準備は出来ている」…トヨタドライバーコメント

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首位攻防戦を繰り広げた『TS030 ハイブリッド』
  • 首位攻防戦を繰り広げた『TS030 ハイブリッド』
  • 2位入賞を果たしたニコラス・ラピエール、中嶋一貴、アレックス・ブルツ
  • アウディR18 ウルトラも最後までTS030を追った
  • 新空力パッケージを搭載しより大きなダウンフォースを得た『TS030 ハイブリッド』
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8月26日、英国のシルバーストーンサーキットで開催されたWEC第4戦6時間耐久レース決勝。

予選3位でスタートしたトヨタの『TS030 ハイブリッド』と予選トップのアウディ『R18 e-tronクワトロ』(ディーゼルハイブリッド)がレース序盤から激しいデッドヒートを繰り広げ、終了時にはトップのR18 e-tronから遅れること55.675秒、トヨタTS030 ハイブリッドは2位で入賞した。

ファステストラップを記録し、第3戦の悔しさを初の表彰台で飾ったドライバー3人、アレックス・ブルツ、ニコラス・ラピエール、中嶋一貴、そしてチーム代表の木下美明は今戦績をそれぞれ以下のように語っている。

アレックス・ブルツ「2位入賞は偉大な成績だ。TS030 ハイブリッドは、走り始めてから8か月後、それもたった2戦目のレースで10年以上の経験のある偉大なライバルと対等に戦うことが出来た。我々は、勝利のために全てを捧げ、チームとして最高の仕事を成し遂げられて本当に良かった。我々はハイブリッド技術の高性能を示すことが出来、素晴らしいペースでレースを戦うことが出来た」

ニコラスラ・ビエール「素晴らしい成績を大変嬉しく思うと同時に、WECで最初の表彰台に立てたことを誇りに思う。私が担当した2スティントは遅い車に阻まれて、決して楽ではなかった。しかし、新しい空力パッケージのおかげで、期待通りの性能を発揮でき、素晴らしいペースで走ることが出来た。我々は、非常に安定した、そして、ライバルと十分に競い合うペースを確認出来た。ファステストラップを記録出来たことは、我々の高いポテンシャルを証明したことになり、シーズンが終了する前には勝利をものにしたい。それが出来ると思うし、目標でもある」

中嶋一貴「結果には非常に満足しているが、チーム全員が表彰台のもう1段上に立つことを望んでいる。我々は、ライバルと素晴らしい戦いが出来たこと、特に、日本で戦ったこともあるブノワ・トレルイエとバトルを展開出来たことが嬉しかった。この結果で、トヨタ・レーシングハイブリッドシステムTHS-Rの高性能を証明することが出来たと思う。レースは、コースが混み走り辛かったが、TS030 ハイブリッドが良いバランスを保っていたので満足いく走りが出来た。クリーンな戦いが出来、その結果として、最初の表彰台を得られたことは、とても重要だ。ここまで大きな進化をして来たが、すでに、次のステップに進む準備は出来ている」

木下美明「結果には非常に満足している。TS030 ハイブリッドがレースでファステストラップを記録するスピードを示すことが出来たことを誇りに思うと共に、わずか2戦目で表彰台に立てたことも誇りに思う。レースは全くトラブルなく終了した。これはサーキットで働いた仲間と、TMGおよびトヨタ東富士研究所のモータースポーツ部、そして、トヨタのハイブリッド部門で働く全ての人々にとって名誉なことだ。ドライバーも素晴らしい走りを見せ、多くのファンに真のエキサイティングなレースを見せることが出来た。我々は常に表彰台の中央を目標としているが、今回のレースでもアウディがその夢を叶えた。彼らの偉業には称賛を送ると同時に、次戦ブラジルで戦えることを楽しみにしている」

《レスポンス編集部》

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