ポルシェの米国法人、ポルシェカーズノースアメリカは6月1日、5月の米国新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は2852台。前年同月比は1%増と微増だった。
モデル別では、新型を投入した『911』シリーズが878台を販売。前年同月比は、43%と大幅増を記録した。また、『パナメーラ』も751台を販売。前年同月比は22%増と好調だ。
一方、SUVの『カイエン』は1174台にとどまり、前年同月比は7%マイナスと後退。新型の投入を控えた『ボクスター』は、『ケイマン』と合わせて49台を販売。前年同月比は85%と大きく減少する。
ポルシェの2012年1-5月米国新車販売は、前年同期比3%増の1万3448台。同社のDetlev von Platen社長兼CEOは、「5月は911とパナメーラが好調。7月に導入する新型ボクスターにも期待できる」と述べている。