クライスラーグループは21日、新車購入から3か月間、支払いを猶予するプランを、米国で販売する2012年モデルの主要車種に適用すると発表した。
このプラン、「ノー・ペイメント・フォー・90デイズ」と命名。新車購入から3か月後に、代金を支払えばいいという内容だ。今すぐお金を用意できない顧客でも、新車が購入できるプランである。
対象となるのは、2012年モデルのクライスラー、ジープ、ダッジ、ラム、そしてフィアットの各車。ワシントン州など、一部適用されないエリアがある。また、販売が好調なクライスラー『200』や『アバルト500』は対象外だ。
期間は5月末までの約10日間。クライスラーグループはこのプランの導入で、5月の新車販売台数を伸ばす計画だ。