全体相場は大幅反落。
欧州債務問題に対する不安心理が高まる中、米国景気の先行きに対する警戒感が台頭。円相場が1ドル79円台に上昇したことを嫌気し、輸出関連株を中心に幅広い銘柄に売りが先行する展開となった。
平均株価は前日比265円28銭安の8611円31銭と急反落。1月18日以来4か月半ぶりの安値を付けた。
円高による業績悪化を警戒し、自動車株は全面安。
トヨタ自動車が115円安の3030円と反落。PBR(株価純資産倍率)など株価指標からは割安感も強まっているが、弱気地合いの中で底値を模索する動きが続いている。
ホンダが96円安の2564円、日産自動車が25円安の752円と反落した。