アウディは25日、『Q5』の改良モデルを発表した。欧州市場では今夏、発売される。Q5は2008年、アウディのSUV、「Qシリーズ」の中型モデルとして登場。米国や中国を中心に、人気車種となった。今回の改良は、デビュー以来初となる大がかりな内容だ。内外装は、アップデートを実施。外観はグリルやバンパー、フォグランプ周辺のデザインを変更し、新鮮さを表現する。リア周りでは、デフューザーやマフラーのデザインが見直された。インテリアは、さらなるクオリティの追求と、ナビゲーションシステムを中心にした「MMI」の使い勝手向上が図られている。燃費性能のアップも、改良を受けたQ5の特徴。アウディによると、最大で15%の燃費向上を実現しているという。中でも、直噴2.0リットル直列4気筒ターボディーゼルの「TDI」は改良を受け、最大出力143ps、最大トルク32.6kgmを発生。欧州複合モード燃費は18.9km/リットル、CO2排出量139g/kmと、優れた環境性能を発揮する。ガソリンエンジンでは、直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンの「TFSI」が新世代となり、最大出力225ps、最大トルク35.7kgmを発生。欧州複合モード燃費は13.2km/リットルだ。また、3.2リットルV型6気筒ガソリン自然吸気エンジンは、3.0リットルV型6気筒スーパーチャージャー「TFSI」に置き換え。0-100km/h加速5.9秒、最高速234km/hのパフォーマンスと、欧州複合モード燃費11.8km/リットルの環境性能を両立している。
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