マッチ、学生とのタッグでスーパー耐久に参戦

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4月5日。神奈川県横浜市にある日産横浜自動車大学校の入学式に、KONDO RACINGの近藤真彦監督が登場、同校の太田憲男理事とともに記者会見を行った。会見で、スーパー耐久シリーズに参戦するというユニークな教育プログラムが発表された。

日産自動車大学校は、日産系ディーラーに多くのスペシャリストを送り込んでいる整備専門学校、サプライズとも言える近藤真彦監督の登場に、会場内は一気に沸きあがった。

今回発表されたプログラムでは、「スーパー耐久シリーズに参戦することによりレーシングメカニックの技術や組織運営に必要なチームワークを学び、次の世代を担う整備士を育成する」という。

パートナーを務めるのが、SUPER GTやフォーミュラニッポンへの参戦を行なっているレーシングチームのKONDO RACING。スーパー耐久への参戦車両はニスモが開発した『GT-R』のGT3車両となる。

同プログラムでは、プロのレースメカニックの技術や正確性、責任の重要さなどの体験を通じて、多くのことを学ぶことが目的で、サーキットにおける整備の見学やレース後の実車を使ったメンテナンス授業なども予定されている。

また、日産横浜自動車大学校の生徒のなかから選抜した15名程度をメンテナンスメカニックとして実戦体験させるほか、各サーキットの近隣にある日産自動車大学校の生徒も、サポートメンバーとして参加する予定。

さらに今後は、日産横浜自動車大学校の校内に専用ピットを設置し、KONDO RACINGのメカニックが常駐。メンテナンス作業がその場で行われ、日常的にレース車両の整備風景に触れることができるようにしていくという。

まずは、4月28・29日に行われる第2戦ツインリンクもてぎにて車両を公開。5月19・20日のスポーツランドSUGOより本格参戦となる予定だ。

《諸星陽一》

諸星陽一

自動車雑誌の編集部員を経て、23歳でフリーランスのジャーナリストとなる。20歳代後半からは、富士フレッシュマンレースなどに7年間参戦。サーキットでは写真撮影も行う、フォトジャーナリストとして活動中。趣味は料理。

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