全体相場は反発。半導体大手エルピーダメモリの会社更生法適用申請、円安一服を嫌気し、輸出関連株にも売りが先行した。
しかし、売り一巡後は、値ごろ感からの買いが入り、プラス圏に転換。平均株価は前日比88円59銭高の9722円52銭と反発。昨年8月2日以来およそ7か月ぶりの高値を付けた。
後場に買い戻しは入ったが、自動車株は総じて軟調。ホンダが25円安の3115円、日産自動車が9円安の828円と反落。スズキ、マツダ、富士重工、三菱自動車がさえない。
こうした中、いすゞが14円高の453円と続伸し、昨年来高値を更新。外資系証券が投資判断を最上位とし、目標株価を620円に設定。小型トラック『エルフ』『D-MAX』などの業績への貢献が期待されるとしている。
トヨタ自動車が5円安の3385円と小幅高。ダイハツ工業が反発。日野自動車は575円で変わらず。