「TRD」ブランドを展開するトヨタテクノクラフトは13日、東京オートサロン2012 with NAPAC(東京オートサロン12)において、『86 TRDパフォーマンスライン』のプロトタイプを初公開した。同車は、トヨタ自動車の新型FRスポーツカー、『86』をベースにTRDのパーツを装着し、さらなる運動性能の向上を狙ったカスタマイズカー。2011年の東京オートサロンで披露された『オーリスTRDパフォーマンスライン』に続く、パフォーマンスラインシリーズ第2弾だ。外観は、フロントスポイラー、サイドスカート、リアアンダースポイラー、ディフューザー、トランクスポイラーを装備。18インチのアルミホイールが足元を引き締める。足回りには、減衰力を40段階に調整できるサスペンションセット、スタビライザーセットを用意。モノブロックブレーキキットは、フロント6ポット、リア4ポット。ディスク径はフロント355mm、リア345mmだ。また、カーボン製のフロントストラットタワーバー、ハイレスポンスマフラー、メンバーブレースセット、ドアスタビライザーを設定。ドアスタビライザーとは聞き慣れないパーツだが、ドアとボディの隙間を埋めるクサビ状のスペーサーを指す。TRDによると、このスペーサーで隙間をなくすことで、ステアリングを操作した瞬間のボディのねじれを抑えることができるという。インテリアには、スポーツシート、水温計/油温計/油圧計で構成するスポーツメーターリンクシステム、シフトノブなどがラインナップされている。86 TRDパフォーマンスラインは、現時点ではプロトタイプだが、市販の予定。パッケージ販売だけでなく、パーツ単体でも発売される。
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