佐々木真一副社長は29日の発表会見で、プラグインハイブリッド車(PHV)と従来のハイブリッド車(HV)との競合について、「PHVの購入層は、従来のHVより更に高い環境性能を求めている方と想定している。PHVがHVを喰ってしまうことはまずない」との見方を示した。
むしろ、「電気自動車(EV)に価値を求めているが、使い勝手などで不便を感じたり、躊躇されている方にドンピシャリ」と話し、EVの潜在ユーザーがPHVの有力顧客になるとの見解を述べた。
そのうえで、「当社は近く小型のHV(=『アクア』)も出す。PHVも加わって、HVシリーズの比率は一段と高まる」と、HVの勢力拡大に自信を示した。