ヒュンダイの米国法人、ヒュンダイモーターアメリカは13日、11月1-4日に米国で開催されるSEMAショー11に、『ジェネシスクーペ』のカスタムモデル、『ジェネシス ハリケーンSC』を出品すると発表した。
ジェネシスクーペは2008年3月、ニューヨークモーターショーでデビュー。ヒュンダイとしては初のFRスポーツクーペで、トップグレードには3.8リットルV型6気筒ガソリン(最大出力310ps、最大トルク36.8kgm)を搭載。ブレンボ製ブレーキなどで足回りも強化された。
ジェネシス ハリケーンSCは、米国のドリフトキングで、パイクスピーク国際ヒルクライムなどへの挑戦でも知られるリース・ミレン選手が率いるリースミレンレーシングが中心となり、ジェネシスクーペにカスタマイズを施して誕生。
そのハイライトはエンジンで、3.8リットルV6にスーパーチャージャーを追加。最大出力は450psオーバーと、140ps以上のパワーアップを果たす。
もちろん、サスペンションやブレーキは強化。カーボンファイバー製ボンネットや専用バンパー&ディフューザー、19インチタイヤなどが装着されている。
ヒュンダイは、ジェネシス ハリケーンSCのティーザースケッチを公開。実車はSEMAショー11の会場で披露するとしている。