カワサキは10日、海外向けの高性能フラッグシップモデル、『ZZR1400』/『ZX-14R』(フォーティーン・アール)の2012年モデルを発表した。
同バイクは、カワサキが2006年から海外へ輸出している4ストロークの大型バイク。欧州ではZZR1400、北米や東南アジアでは、『ニンジャZX-14』と呼ばれる。
2012年モデルとして登場したZZR1400/ZX-14Rは、2011年モデルの1352ccから、エンジン排気量を89cc拡大。これはストロークを4mm延長したことによるもので、新たに1441ccの排気量を得た。
最大出力は200ps/10000rpm、最大トルクは16.6kgm/7500rpm。ラムエアバージョンでは、最大出力は210psを達成する。
また2012年モデルには、3モードのトラクションコントロールシステムを新採用。軽量な10本スポークアルミホイールの装着をはじめ、サスペンションの熟成も図られた。フレームは、約60%を新設計している。