全体相場は7日ぶりに反落。米国市場の反落、対ユーロの円高進行、アジア市場の軟調など弱気材料が相次いだことから、輸出関連株を中心に売りが先行する展開となった。
野田新内閣の発足には反応薄。週末控え、8月の米雇用統計の発表控えで模様眺め気分が強まり、平均株価は前日比110円06銭安の8950円74銭で終了。再び9000円大台を割り込んだ。
1ユーロ=109円と円高・ユーロ安が進行したことも影響し、自動車株は利益確定売りに全面安。
日産自動車が12円安の703円と反落。ホンダが50円安の2507円、トヨタ自動車が43円安の2711円と反落した。
8月の米新車販売台数で、ホンダ、トヨタが4か月連続の前年比マイナス。それぞれ前年同月比24.3%減、12.7%減となったことが嫌気された。
三菱自動車は100円で変わらず。