ダイムラーは、9月13日にドイツで開幕するフランクフルトモーターショーにおいて、スマートの電動アシスト自転車、『eバイク』(ebike)の市販モデルを初公開する。
eバイクは、2010年秋のパリモーターショーにコンセプトモデルとして登場。市販版には、250Wのホイールハブモーターと、蓄電容量400wh以上のリチウムイオンバッテリーを搭載。登坂時などにハンドルバーのスイッチを操作することで、モーターのパワーアシストが受けられる。
26インチのデザインはスマートブランドらしく、都市部に似合うもの。車体には、アルミなどの軽量素材が使用された。
また、eバイクにはUSBポートを装備。スマートフォンを充電できる設計だ。さらに、スマート『フォーツー』のEV版、『フォーツーed』のリアにキャリアを介して積載でき、四輪と二輪の両方で電動モビリティを楽しめるようになっている。
ダイムラーはスマートeバイクを、2012年前半から欧州や北米で販売する計画。ドイツでの価格は、2900ユーロ(約32万円)以下と公表されている。