全体相場は小幅続落。前日の米国市場がダウ平均で423ドルと急反発したことを好感し、平均株価は一時9000円台を回復。
しかし、買い一巡後は週末控えで模様眺め気分が支配的。輸出関連株に円相場の高止まりを嫌気した売りが出たことから、平均株価は前日比18円22銭安の8963円72銭と小幅高で引けた。
円高に伴う業績悪化懸念が根強い上、海外投資家の売りも観測され、大手3社を中心に自動車株は軟調な動きとなった。
トヨタ自動車が32円安の2819円と続落し、5か月ぶりに年初来安値を更新。ホンダも32円安の2537円と続落し連日の安値更新。日産自動車は16円安の693円と続落し、4月12日以来4か月ぶりに700円台を割り込んだ。
軒並み安の中、ダイハツ工業が5円高の1224円、三菱自動車が1円高の96円と小反発。