全体相場は小反発。
前日の米国市場が反発。さらに、政府・日銀が4か月ぶりの円売り介入を実施したことが、市場参加者の買い安心感を誘った。もっとも、買い一巡後は戻り待ちの売りが上値を押さえる展開。平均株価は前日比22円04銭高の9659円18銭と小幅の上げにとどまった。
円売り介入で円相場は1ドル=77円台近辺から79円台に下落したが、自動車株は高安まちまち。アジア市場の軟調な動きも重しとなり、平均株価は前日比120円42銭安の9844円59銭と大幅反落。当面、米国の景気動向にらみで動きづらい状況が予測されている。
トヨタ自動車が20円高の3140円と反発。マツダ、スズキ、富士重工業、三菱自動車がしっかり。
一方、ホンダが34円安の2976円と続落し、6月23日以来の3000円台割れ。日産自動車も4円安の793円と続落した。