トヨタの小型トラック『ダイナ』がモデルチェンジし、新たにディーゼルハイブリッド搭載モデルが加わった。その進化を写真とともに紹介する。
ハイブリッド車は、アトキンソンサイクルの専用エンジンと、アクセル、ブレーキの2ペダル操作でイージードライブを実現する専用の5速AMTを採用。エンジンとモーター兼発電機の間にクラッチを介することで、モーターのみでも発進が可能だ。これにより、2t積車で12.2km/リットルの燃費を実現した。また、ハイブリッドモデルだけでなくAT車にもアイドリングストップ機能を採用している。
全車共通でフロントまわりは力強さを際立たせたデザインとし、ワイドキャブではキャビンの前絞りやバンパーコーナー形状の工夫により、優れた空力性能を実現した。ハイブリッド車は、グリルとドアに専用ストライプのほか、ハイブリッドを象徴するシナジーブルーを施したトヨタエンブレムを設定する。
インテリアは、インストルメントパネルの膝前部分や下部の形状を工夫することで、中央席の足元スペースを拡大。センタークラスターは、操作性を重視したレイアウトとし、コンビネーションメーターは文字盤を拡大、視認性の向上を図った。また助手席から中央にかけて大型のオープントレーを採用し使用性を高めている。