19日に開幕した上海モーターショー。フォードモーターは今後、中国市場へEVなどの環境対応車を積極投入する姿勢を示した。
同社の発表によると、『フォーカス』のEV、『フォーカスエレクトリック』をはじめ、小型MPVの『C-MAX』をベースにしたプラグインハイブリッド、『C-MAX Energi』、中型セダンの『フュージョンハイブリッド』の3モデルを、年内をメドに、順次中国でリース販売を開始するという。
これら3台は、EV、プラグインハイブリッド、ハイブリッドと、それぞれ異なる3種類のパワートレインを搭載。中国ユーザーの環境対応車に対する嗜好や使い方を、3種類の環境対応車でリサーチする狙いがあるようだ。
フォードチャイナのジョー・ハインドリッチ会長兼CEOは、「中国市場に当社の最新環境対応車を紹介できてうれしい。中国がフォードの高い技術力を示す最高の場となる」とコメントしている。