フォルクスワーゲングループは13日、今年第1四半期(1〜3月)の世界新車販売の結果を公表した。アウディやセアト、シュコダを含むグループの総販売台数は、過去最高の123万台。前年同期比は10.4%増と、2桁増を達成した。
フォルクスワーゲンの乗用車部門の市場別販売は、欧州が前年同期比2.9%増の42万0400台。ロシアは1万6800台で、前年同期比は96.5%増と大きく伸びた。
また、北米は前年同期比15.5%増の10万6300台をセールス。中国(香港を含む)は18.5%増の42万9500台で、フォルクスワーゲンにとって、欧州を上回る最大市場となった。インドでは、前年同期の10倍以上の1万8200台を売り上げる。
3月単月の世界販売は、前年同月比4.9%増の46万8000台と、こちらも過去最高。フォルクスワーゲングループのクリスチャン・クリングラー販売担当取締役は、「販売は非常に好調。とくに新興市場での伸びが大きい」とコメントしている。