アウディは7日、『A3スポーツバック』をベースにしたEVプロトタイプ、『A3 eトロン』を発表した。eトロンは、アウディのEVやプラグインハイブリッドの実験車に冠されるネーミング。同社はすでに『R8』をベースにしたEVスポーツ、『R8 eトロン クワトロ』を、2012年後半に市販するとアナウンスしている。A3 eトロンは、ボンネット内にモーターを搭載。最大出力136ps、最大トルク27.5kgmを発生する。モーターのパワーは前輪へと送られ、0‐100km/h加速11.2秒、最高速145km/hの性能を実現した。二次電池は、蓄電容量26.5kWhのリチウムイオンバッテリーで、車体中央とリアの床下にレイアウト。満充電での最大航続距離は約140kmだ。充電は230Vソケットで約9時間、400Vの急速チャージャーなら4時間で完了する。現時点で、アウディはA3 eトロンの市販計画を公表していない。次期A3は、2012年後半から2013年にかけて登場する見込み。次期モデルには、EVなどの環境対応車が設定される可能性は十分ある。
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