“EV戦争”が福袋で勃発

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新春の楽しみの一つに福袋がある。今からどこの福袋を買おうか考えている人も少なくないだろう。2011年は何と電気自動車が次々に福袋として発売される。

まずは横浜高島屋。日産自動車の『リーフ』、それも上級グレード「G」(406万円)を創業180周年を記念して180万円で販売する。過去にスポーツカーの福袋もあったが、今回は日産が同じ横浜市に本社が置いていることや、電気自動車が話題になっていることから福袋にしたそうだ。

同じくリーフを福袋にするのが京急百貨店(横浜市)だ。こちらは標準モデル(376万円)と東京・台場にある京急グループのホテル宿泊券をセットにして150万円で売り出す。

また、そごう・西武・ロビンソンは米テスラモーターの最上級グレード『ロードスター・シグネチャースポーツ』を1850万円で販売。こちらは横須賀市佐島のリゾート別荘1週間レンタル付きだ。

そして、家電量販店のビックカメラでは三菱自動車の『i-MiEV』と50万円相当の家電製品をセットにして、車両価格398万円で販売する。

いずれも台数が1台、2台となっているため、希望者による抽選になることは間違いないが、“EV戦争”が福袋でも起こり始めている。

《山田清志》

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