米国ホンダは9日、キーロック装置の不具合により、駐車中の車両が動き出す恐れがあるとして、『アコード』や『シビック』など合計38万3000台をリコール(回収・無償修理)すると発表した。
同社の発表によると、イグニッション・スイッチ・インターロックと呼ばれる部品に不具合があり、駐車の方法次第では、車両が動き出す可能性があるという。
米国でリコールの対象となるのは、2003年モデルのアコード19万7000台、同じく2003年モデルのシビック11万7000台、2003~2004年モデルの『エレメント』6万9000台の合計38万3000台。
米国ホンダはパーツの供給体制が整う9月後半から、全米のディーラーで部品の交換作業に着手する予定だ。