日産自動車11日、同社の追浜工場(神奈川県横須賀市)で電気自動車(EV)『リーフ』の試作車をメディア関係者に公開し、試乗会を開いた。試作車は年末の日米発売までに若干の手直しを行うものの、ほぼ市販車と同じ性能となっている。開発担当者は、注目の航続距離について、日本での新しい燃費測定モードである「JC08」で200km程度を予測していると明らかにした。リーフの航続距離は、これまで米国の測定モードである「LA4」で100マイル(約160km)という数値のみ公表されていた。LA4は、日本の測定モードより航続距離が厳しい数値になるため、日本では若干長めの距離が予測されていが、予想外に長い距離になったといえる。三菱自動車の『i-MiEV』は、電池容量がリーフの3分の2ということもあり、日本の「10・15モード」での航続距離は160kmとなっている。「JC08」は「10・15」より1割近く燃費測定値が低下するため、航続距離の測定でもより厳しい数字になる。
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