日産自動車、ルノーとダイムラーAGは、パワートレイン領域で、高効率のディーゼルエンジンとガソリンエンジンの共用化を進める。
ルノーと日産は3気筒(今後開発)と4気筒のガソリンエンジンとディーゼルエンジンをダイムラーに供給し、メルセデスベンツ車に適用する。これによってダイムラーはメルセデスベンツ・ブランドでプレミアム・コンパクトカー市場に本格的に参入する。ルノーと日産は工場の稼働率向上が図れる。
さらにダイムラーは、インフィニティの現行モデルラインアップ向けに、4気筒、6気筒を含むガソリンエンジンとディーゼルエンジンを供給する。インフィニティはダイムラーのエンジンを活用することで開発コストを抑制し、ダイムラーは工場の稼働率アップを図ることでシナジーを追求する。