5日午後9時からの豊田章男社長による緊急記者会見では、この時点でやっと社長の言葉というのではちょっと遅い、という部分に記者の質問が集中した。これに対し「誰が会見してもトヨタとしてはこれまでもワンボイスであり、顧客を思う気持ちはみな私と同じ。自分が出てきたのはトヨタが会社目線でなく顧客目線であることをメディアから伝えてもらいたいからだ。」と豊田社長は述べた。また、プリウスのブレーキ問題における前日の横山常務による説明は「70数件の事例を精査して得られた結論であり、現在はさらに他に原因があるか精査中。わかり次第速やかに報告する」として、プリウスをリコールするかどうかはまだ結論に至っていない、としている。欧州で8月に改善を実施しているアクセルペダル問題に関して、米国で対応が遅れたのは、生産品を改善する部署と処置が必要かを検証する部署との連携の遅れという、内部的な問題であることを明らかにした。透明度の高い情報公開をするグローバル品質特別委員会の設置は、この対策でもあるという。さらに「米国のラフード運輸長官の指導で、リコールをためらう現場が後押しされたことで、結果として信頼回復の遅れを回避でき、ブランドイメージを潰すことも回避できた。今となっては我々にとってありがたい忠告であったと思う」とも。3日夜にも電話会談しており、プリウスのブレーキ問題が米国でも話題となるなか、米国に配慮する姿勢がかいま見られた。ただ、言葉を慎重に選ぶ豊田社長の会見は、強いリーダーシップをあまり感じさせなかった。「嵐の中だが、役員から販売店までが力をあわせて海図作りをしてくれ、しっかり安全な航海になっている」というという言い回しで、全社一丸となっていることを強調したのが印象的だった。
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