レクサス LX570、2010年も世界一過酷な砂漠レースに参戦

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LX570 SCORE参戦マシン
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米国トヨタ販売は18日、レクサスの最上級SUV、『LX570』(日本名:トヨタ『ランドクルーザー200』のレクサス版)で、オフロードレース選手権「SCORE」に参戦すると発表した。

SCOREは、米国やメキシコを転戦するオフロードレース。最終戦の「バハ1000」が最も有名で、1000マイル(約1600km)をノンストップで走破する。砂漠を高速走行するため完走率が低く、世界一過酷なオフロードレースといわれる。

米国トヨタはJTGreyチームと共同で、2009年からSCOREのストックフルクラスに、レクサス LX570で参戦。レクサス LX570は、2007年4月のニューヨークモーターショーでデビュー。トヨタ ランドクルーザー200のレクサス版で、5.7リットルV8(381ps)を搭載し、ランドクルーザー200よりも、高級感を高めた内外装が特徴だ。

2年目のシーズンも、ドライバーには引き続きJoe Bacal選手を起用。悪性リンパ腫を患いながら、奇跡の回復を遂げた新人レーサーで、2009年6月の「バハ500」では、初出場ながら、見事クラス優勝を成し遂げている。

Joe Bacal選手は現在、SCORE開幕戦として23日にネバダ州で開催される「ラフリン砂漠チャレンジ」に向けて準備中。「バハのような厳しいレースになると思うけど、集中力を切らさずにがんばるよ」と決意を語っている。

《森脇稔》

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