マツダE&Tは21日、スズキ『ワゴンR』とマツダ『AZ-ワゴン』2車種の燃料タンクに不具合があるとして、国土交通省にリコール(改修・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、2006年5月15日〜2009年9月21日に製作された5407台。
車いす移動車で、燃料タンクの機密検査工程が不適切なため、燃料ポンプに内蔵された燃料蒸発ガス排出抑止装置配管の逆止弁が脱落し燃料を過給油すると燃料タンクからキャニスタ内に燃料が流入し、キャニスタから燃料が漏れるおそれがある。
全車両、燃料ポンプを良品と交換するとともに、キャニスタを新品と交換する。
不具合発生件数は2件で、市場からの情報で発見した。事故は起きていない。