マツダは21日、東京モーターショー2009の記者発表で次世代エンジン「SKY-D」の国内導入時期を2012年とすることを明らかにした。
会見上で山内孝CEOは「SKY-Dは、グローバルに導入する予定だが、国内には次世代オートマチックトランスミッション「SKY-Drive」と組み合わせて2012年に導入する」と語った。
「SKY-D」は、低燃費・低エミッションと高出力を両立させた次世代ディーゼルエンジンで、『アテンザ』クラスのクルマに搭載した場合、2クラス下の現行『デミオ』なみの燃費を達成している」と山内氏は話す。
「SKY-Drive」は、「現行の同社製トランスミッションに比べ約5%の燃費改善を実現しながら、デュアルクラッチなみのダイレクト感がある」(同社)という高効率トランスミッションだ。