◆GUIはAV一体機の使い勝手を目指して刷新----:GUI(グラフィカル・ユーザー・インターフェース)のデザインも前モデルからブラッシュアップされました。西浦:本体の質感に合わせたGUIを実現しようということで、本体のデザイナーとGUIデザイナーとでツートップメニューをリデザインしています。具体的には、画面下に「MENU」バーを配置して、AV一体機同様の使い勝手を目指しました。ここからツートップメニューに入っていくという、ストラーダとして統一したユーザービリティを実現しています。もちろん、ツートップメニューの特徴であるカスタマイズにも対応しています。----:今回、デモ機の背面を見て驚いたのですが、誇らしげに「日本製」と書いてあるではありませんか。西浦:MP50は海外モデルと基本ハードウェアを共有していましたが、今回はソフトだけでなくハードウェアも文字通り日本国内専用です。国内メーカーでも日本で製造しているところは数少ないと思います。さらに、FM-VICSを内蔵させていますので、実質的な割安感はあると思います(編集部注:CN-MP100/200シリーズのメーカー希望小売価格はオープン)。◆ストラーダポケットは「入門機ではない」----:それでは、Fクラス、ミドルクラス、そしてこのポケットと、ストラーダラインナップの中でのそれぞれの役割と位置づけは、MP100/200シリーズの登場で変化はありましたか。西浦:基本的なスタンスはMP50とは変わりません。つまり、価格帯の違いによる差はありますが、ナビゲーションのUIや機能面でパナソニック・ストラーダクオリティで揃えていくというのはこれまでと同様です。とはいっても5万円と20万円の製品でまったく同じクオリティというのは実現不可能ですから、画面サイズやAV機能で個性の違いを出しています。----:ストラーダポケットは単なる入門機ではないということですね。西浦:ええ。ストラーダポケットは、機能を取っ払って安売りをする為のエントリー機としてだけの役割は与えていません。先ほども申し上げましたように、ストラーダポケットのユーザーは大変幅が広いのです。ストラーダというブランドとクオリティを多くの方に身近なものとして感じていただくための戦略商品です。このカテゴリーの商品では最大の満足を感じていただけるだけの商品力を実現したという自負はあります。----:パナソニックブランドに対するロイヤリティを高める上でも“価格はリーズナブルでもクオリティは高い”という認識をもってもらうのは重要です。西浦:ナビの普及率が上がってきたとはいえ、まだまだ初めてナビをつかうのは初めてという方は多い。そういう方を取り込んで「今度買うナビもまたパナソニック ストラーダにしたい」と思っていただきたいですね。そういう意味でもPNDは本気モードでやらないといけないということです。◆ユーザー登録で8GB地図データカードを無償交換----:新規ユーザーを取り込むという点では、ユーザー登録で8GBの地図データmicroSDカードが交換できる「ジャンプアップキャンペーン」はなかなかインパクトがありますね。西浦:1033か所にもおよぶ市街地図データや、DIGAからSDカードの保存したワンセグ動画をストラーダポケットで再生できるファームアップソフトウエアも収録されていますので、購入された方にはぜひユーザー登録をお願いしたいですね。《聞き手 三浦和也》
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