パナソニック オートモーティブシステムズは、2026年1月9日から11日まで千葉県・幕張メッセで開催される「東京オートサロン2026」に出展すると発表した。。
ブースのコンセプトは「AI×UX=『移ごこちデザイン』が実感できる空間」。同社の企業ビジョンである世界一の「移ごこちデザイン」カンパニーをもとに、これまでのクルマを通じた体験とは全く異なる新たなモビリティ体験を来場者に届ける。
車外の車や歩行者の動きと、車内のドライバーの状態の両方をセンシングし、AI技術を活用することで、より安心できる走行を支援するとともに、移動中の快適空間の進化に貢献する。ブース前方の大型ディスプレイではセンシングとAIを組み合わせた技術を紹介し、ブース中央にある車両では、センシングとAIの技術を組み入れた新たな移動体験を体感できる。
「WELL Cabin Craie2(ウエル キャビン クレ2)」は、クルマの利用シーンに合わせて、情報と車内空間をカスタマイズできる「WELL Cabin Craie」。センシング機能やAIを活用することで、乗員がより心地よい車内空間を実現した「WELL Cabin Craie2」を展示する。
新たな移動体験を提供するエモーショナルなアシスタントを実現。乗員全員が気持ちよく移動できるよう、車内外の状態をセンシングしてマルチモーダルに推定し、運転手が苦手なルートを避ける提案をしたり、乗員が道中のお店や景色を指さすと、車外の情報を取得できるような機能を搭載している。
さらに走行中のノイズや、前後の席の距離により会話が聞こえづらいときには、発話内容を要約して伝え、会話をサポートする。
ユーザーの利用シーンやライフスタイルの変化に寄り添う車内空間として、利用シーンに応じて必要なときにはディスプレイやエンターテインメントを装着し活用できるPlug&Playシステムを搭載している。本システムを活用して、長期的な生活スタイル・乗員のニーズの変化に対応できる。
インバウンド向け観光送迎サービ「WELL Cabin GranLuxe」は、没入感ある大画面透明ディスプレイと3Dハイレゾリューション対応のオーディオシステムを搭載した高臨場感を味わえる車内空間にWELL Attendant(対話型AIアテンド機能)を搭載。より質の高い、革新的でラグジュアリーなおもてなしの体験を提供する。
WELL Attendantとの会話を通じて、移動中に目的地の情報や歴史・文化に関する知識を得ることができ、旅の期待感を高めながら、深みのある現地体験をサポートする。
外装デザインはItaldesignが担当。日本古来の伝統柄である「青海波」をコンセプトに、日本のおもてなしや落ち着いた精神の美しさを表現した。
「WELL Cabin OFFMO」は、オフグリッドモビリティを目指し、移動が容易で、コンテンツの入れ替えが可能なマルチパーパスルームとして設計している。車内には、人も空気も美しくする、パナソニック独自の水から生まれた清潔イオン、ナノイー発生器を装備している。
プライベートマッサージルームは、プライベートな空間でリフレッシュしながら、パナソニックのマッサージチェア リアルプロを楽しめる車両。心地よい映像と音楽と共に、まるでファーストクラスのような上質な空間を体感できる。
水素チャージルームは、水素カプセルAirPodをX-cabinに搭載しており、リクライニングシートでリラックス頂きながら、水素および酸素浴を気軽に楽しめる車両。コンパクトな作業台もあるため、パソコン作業や読書をしながらの利用も可能だ。
なお同社は、2027年4月1日より社名を「モビテラ株式会社」に変更する。








