GOドライブは12月12日、交通事故削減支援を行う次世代AIドラレコサービス「DRIVE CHART」を活用し、優れた交通安全対策に取り組む企業を表彰する「DRIVE CHART Award 2025」の受賞企業を発表した。
4回目の開催となる同アワードは、事故削減を目指す企業の交通安全対策に役立てることを目的に、特に効果的な取り組みを行う企業を表彰し、その事例を紹介するもの。
対象は「DRIVE CHART」を一定数以上導入する企業で、「一般車両」「物流」「タクシー」の3部門で、走行距離1000kmあたりのリスク運転数が少ない企業の上位10社、計30社を「DRIVE CHART STARS」として選定した。
グランプリ受賞企業の一般車両部門では、日立ビルシステムおよび同社グループ会社・関連会社が1位を獲得。リスク運転映像を活用したグループ討議型の安全運転指導や、6か月間の個人毎の成績推移をベースにした個別指導を実施している。
物流部門では、株式会社低温が1位に。リスク運転が発生したドライバーに対して日々の声掛け、報告書の提出、管理者とドライバーの面談を実施するほか、リスク運転が発生していない継続日数をドライバー全員に共有している。
タクシー部門では、神奈中タクシーが1位を受賞。「DRIVE CHART」に毎日ログインして動画を確認し、特に一時不停止の撲滅を目指して乗務員への声掛けを実施。1000kmあたり目標件数を一時不停止、急制動、急後退それぞれで設定し取り組みを行っている。
また、導入間もない中でも成果を挙げている企業を「新人王」として各部門1社ずつ選定。一般車両部門は中央液化ガス、物流部門はクロス企画、タクシー部門はTaKuRooが受賞した。
表彰式は12月12日に開催され、「DRIVE CHART」の活用方法などをテーマにした情報交換会も実施。事故削減に向けて知見を共有する場となった。
2026年1月から3月頃には「DRIVE CHART STARS」の一部企業による講演会を予定しており、再現性の高いリスク運転・交通事故削減方法を紹介する。




