コムテックは、東京海上日動火災保険と、市販ドライブレコーダーの録画映像を保険サービスへ活用するための戦略的業務提携を締結したと発表した。
【画像】コムテックのドライブレコーダーを使用するユーザーが事故時の証拠となる録画映像を東京海上日動へ送信可能となる独自システムを構築
提携の背景として、ドライブレコーダーの装着率が約6割に上昇し、録画映像の事故対応・保険利用の機会が増大していることがある。警察や保険会社でもドラレコ映像を活用する機会が増え、事故の早期解決につながる可能性が高まっている。しかし、映像の送信・共有の仕方がわからないため、データ活用に時間を要する場合もあるという。
コムテックは2008年にドライブレコーダーの発売を開始して以降、販売数を年々拡大してきた。2025年1月時点で「BCN AWARD 2025」ドライブレコーダー部門で8年連続販売数量1位を獲得している。
提携の第一弾として、コムテック製ドライブレコーダーを使用する顧客が、事故時の証拠となる録画映像を東京海上日動へ送信可能となる独自システムを構築する。将来的には東京海上日動のサービスに連携できる製品を開発し、コムテック製ドライブレコーダーを通じてDAP(ドライブエージェント パーソナル)サービスを提供する仕組みの構築を目指す。
両社は本提携により、市販ドライブレコーダー市場と自動車保険市場を融合させた新たな価値を創造し、安全・安心なカーライフの提供を目指す、としている。




