米国トヨタ自動車販売は21日、3代目となる新型『プリウス』の価格を発表した。5段階に分けられたグレードのうち、やはり注目すべきは価格面での目玉となる廉価版「プリウス I」を2万1000ドルに設定したことだろう。これは従来プリウスの特別仕様車価格より1000ドル安い設定で、新型ホンダ『インサイト』の1万9800ドルを意識して付けられたものと思われる。主要装備詳細については現時点では明らかにされておらず、装備面ではどのような簡略化がなされるかについては、発売直前まで待たねばならないようだ。スマートキーやマルチインフォメーションディスプレイ、クルーズコントロールなど、従来モデルのベースグレードと同等装備をもつ「プリウスII」も、従来モデルの価格2万3375ドル比でこちらも実質上2000ドル近くの値下げ。プリウスIIに、JBLオーディオ等の装備をプラスした「プリウスIII」とともに、このグレードが全体販売数の3分の2のボリュームになると目されている。新型プリウスで最も豪奢なモデルとなるのは、レザーインテリア、LEDヘッドランプ、17インチホイールを装備した最上級グレード「プリウスV」で2万7270ドル、これにナビやパーキングアシストなどが含まれる「アドバンスドテクノロジーパッケージ」を組み合わたフル装備状態のプリウスの価格は3万1770ドルになる。北米での発売は5月後半を予定、初年度の2009年は10万台、2010年は18万台をターゲットにしている。
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