日本で救急車といえば、トヨタ『ハイエース』や日産『エルグランド』などのワンボックス(ミニバン)をベースに仕立てるのが一般的。しかし、タイではピックアップトラックをベースにした、キャンピングカー風にいうと“キャブコン”的な救急車も少なくない。
バンコクモーターショーに展示されていたハイラックスの救急車もそんな1台だ。ベースは『ハイラックスヴィーゴ』で、荷台を取っ払い救急車に架装。製作は、ピックアップトラックの後部に装着するFRP製のカバーのトップブランドである「CARRY BOY」が手がけている。
後部スペースは、人が立って無理なく作業できる天井の高さを確保。スクエアなキャビンにより、限られたサイズの中で最大のスペースを用意している。
妙にカッコよく見えるのは、気のせいだろうか。