【カーナビガイド'08夏】インクリメントP MapFanナビークル「ケータイカーナビのトップブランドを目指す」…開発者

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【カーナビガイド'08夏】インクリメントP MapFanナビークル「ケータイカーナビのトップブランドを目指す」…開発者
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ケータイナビがフルナビに近くなればiPCの強みが活かせる

----:最近は、ワンセグなど横画面で使える機種が増えています。ナビークルの横画面対応はいかがですか。

秋本:ブラウザ版の方で、ヨコ地図モードを6月9日より開始しました。アプリ版の方についても、できるだけ早いうちに対応する予定です。ケータイナビにとって、画面は横がいいのか縦がいいのかという議論は社内でもありますが、ここまで増えてくると横画面への対応は必然の方向かなあ、と思います。ユーザーからも横画面にはできないのかという問い合わせをよくいただきます。とくにドコモの905iが登場したあたりから増えてきている印象ですね。

----:世界中いろんなナビサービスがありますが、フルナビだけでなくPNDも含めてどれも横で、さらにワイド化しています。ケータイナビはこれまで縦画面でしたが、ハードウエアのスペックが上がって、横画面になって、さらにタッチディスプレイになれば、PNDに出しているソフトウェアもケータイに載せられるのではないですか。PNDの中身がそのままケータイに。全部じゃないけれど踏襲できる部分が増えてくるように思えるのですが。

秋本:ケータイナビが進化して本格的なカーナビに近くなれば、当社の特長である、クルマに強い部分を押し出していけると思います。楽ナビやサイバーナビのユーザーが、ナビークルを初めて見た時に「おお!」、と思ってもらえるようなものをつくりたいですね。

----:“まるでナビ”というケータイナビですね。カーナビ用の地図をつくっていた会社が、自社のコンテンツを有効活用するために、iMapfanとしてケータイに情報提供をし始めて、けっきょくカーナビサービスに戻ってきた。iMapfanの派生サービスだったナビークルが、統合することで成長のエンジンになっています。

秋本:端末性能の向上、アプリのリッチ化、そして通信速度のアップと、ケータイナビはつねに進化しています。そうなると3D表示なども視野に入ってきます。リッチなカーナビ作りは本来私たちが得意とするところでもありますし、「ケータイカーナビはやっぱりナビークルが一番だね」と思っていただけるように、ケータイカーナビのトップブランドを目指して開発に取り組んでいきたいですね。

《北島友和》

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