【カーナビガイド'08夏】インクリメントP MapFanナビークル「ケータイカーナビのトップブランドを目指す」…開発者

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【カーナビガイド'08夏】インクリメントP MapFanナビークル「ケータイカーナビのトップブランドを目指す」…開発者
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デジタル地図のベンダーであると同時に、BtoC向けのケータイナビサービス「Mapfanナビークル」を提供するインクリメントP(iPC)。得意とするカーナビ分野で存在感を発揮する同社だが、進化するケータイナビのマーケットも虎視眈々と狙う。インクリメントPの秋本和紀氏に話を聞いた。

ナビーゲーションサービス全般に関わる企業として

三浦:インクリメントP(以下iPC)は、地図会社として各社にデジタル地図を提供し、またパイオニアの100%子会社としてサイバーナビやエアーナビの開発にあたり、他社のPNDにもナビゲーションエンジンを提供しています。また、ナビークルのようにコンシューマー向けのサービスを自社でやっていらっしゃいますね。

秋本:ええ。ここまでナビゲーションの川上から川下まで関わっている会社はないかもしれませんね。とくに地図サービスのiMapfanやナビークルは当社が直接お客様の窓口となっていますので、ユーザーの声が開発に直接届いてきます。そういう意味で当社としましても力を入れている事業ですし、開発する立場としてもつねにモチベーションが刺激される仕事と感じています。

端末の性能向上が新たな機能を実現する

----:ナビゲーションはハードウェアを酷使するアプリです。GPSは絶えず測位しているし、裏ではルートを常に計算していなくてはなりません。ナビ中の画面は常時点灯です。この問題は端末の進化で解決されそうでしょうか。

秋本:たしかに、CPUにもバッテリーにも負荷がかかります。ですが、ケータイ端末の性能進化はとても早いですから、どんどん機能を追加できると思いますよ。たとえば2月にリリースしたバージョン2.1のアプリでは、地味ですがリルートのロジックをさらに進化させるためにバックグラウンドでは相当の計算処理をしていますが、最近の端末ではこの程度の負荷は全く問題ありませんでしたからね。

----:ハードウエアのスペックが上がればよりリッチなアプリが楽しめますから、ユーザーにとっても嬉しいですよね。

秋本:ユーザーの使用状況を分析すると、ナビークルを使うユーザーは新機種のユーザーが比較的多いんですよ。新機種が発売になったとたん、一気に新機種ユーザーが増えます。おそらく、ドコモの906iでも同様の傾向になるでしょう。

《北島友和》

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