【スーパーアグリF1撤退】迷走、時間切れ、最悪の結末

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迷走の果てに待っていたのは、最悪の結末だった。2008年5月6日、日本時間午後4時。会見場に現れた亜久里代表は、プレスリリースの自分自身のコメントを読むかたちで、SAF1の“消滅”を発表した。

昨年、チームのパートナーとして参画したはずのSSユナイテッド・グループがその契約を履行しなかったことを端緒とする、SAF1の財政問題。今季開幕時にはマグマ・グループという新たなパートナー候補が浮上したものの、第4戦スペインGPを前に破談。欠場が噂された同レースにはなんとか参戦し、その後はヴァイグルという提携候補の名前が表面化するなど、好転の兆しも感じられてはいた。

「マグマとの交渉が、スペインGPの直前に『もう話をできなくなった』という5行くらいの手紙で突然ダメになった。その後、1週間やそこらでヴァイグルとの細かい条件面を詰めることはできなかった、ということです。トルコGPに間に合わない。タイムオーバーになってしまった」ために、『撤退することを決定した』のだ。

《遠藤俊幸》

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