いよいよヨーロッパラウンドの開幕戦となるスペインGP決勝が行われ、フェラーリのキミ・ライコネンがポール・トゥ・ウィンを飾った。前日の予選で今季初となるポールポジションを勝ち取ったライコネン。2度のセーフティーカーにも惑わされることなく堅実に後続を引き離し、見事な完勝で今季2勝目をマークした。2位にはチームメイトのフェリペ・マッサが入り、フェラーリはバーレーンGPに続く1-2フィニッシュを達成した。3位には最後までマッサを追い詰めたルイス・ハミルトン(マクラーレン)が入った。スペインGPで最も熱い声援を受けていたフェルナンド・アロンソ(ルノー)。予選ではスーパーラップを見せ、ライコネンに次いでフロントロウに着く大活躍を見せたが、決勝では早めにピットに入ったことで遅いマシンにつかまり、徐々に順位を落とし、最後にはエンジンブローでリタイアに終わった。4位にはロバート・クビサ(BMWザウバー)、5位マーク・ウェーバー(レッドブル)。6位にはホンダのジェンソン・バトンが今季初入賞を果たし、ホンダの復調ぶりを伺わせたほか、7位には中嶋一貴、8位ヤルノ・トゥルーリ(トゥルーリ)と日本勢の活躍も目立った。スーパーアグリも佐藤琢磨も13位で完走を果たしている。またレース中にマクラーレンのヘイキ・コバライネンが22ラップ目にトラブルが原因と見られるコースオフでタイヤバリアに激突。幸い生命に別状はない。
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