【サービスキャンペーン】ダイハツ ムーヴ などの排出ガス性能

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国土交通省は19日、使用過程車の排出ガス性能に関する06年度調査結果を発表した。

それによると、一般ユーザーから使用中の8社10車種計60台のガソリン乗用車を借り上げて排出ガスを測定したところ、ダイハツ工業の軽乗用車『ムーヴ』12台のうち、8台で排出ガス中の非メタン炭化水素(NMHC)の量が、法令で規定する規制値を満足しているものの、型式指定審査の際の確認値を満足しておらず、排出ガス性能が持続していないことが分かった。

このため同省が今年4月にダイハツに対して調査を指示したところ、ダイハツから19日に、ムーヴを含む3車種計23万5000台で燃料制御プログラムに改善すべき点があり、12月下旬から燃料制御プログラムを変更する措置(サービスキャンペーン)を開始する旨の報告があった。

ダイハツの調査報告によると、4つ星レベル(平成17年規制の75%低減レベル)達成として型式指定を受けたムーヴの使用過程車に、4つ星基準値を超過する場合があることが判明。原因として、触媒のハード設計に見合った燃料制御のソフト設計が十分対応できていないことをあげている。

《レスポンス編集部》

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