国土交通省道路局が1月5日−11日のETCの普及・利用状況の速報を発表した。それによると、全国の1日あたりの平均利用率は65.2%で、前週より0.3%増加した。
道路事業者別に見ると
●首都高速道路:72.8% 前週比:0.7%
●中日本高速道路:68.0% 前週比:−0.4%
●阪神高速道路:66.9% 前週比:1.2%
●本州四国連絡高速道路:63.7% 前週比:−0.9%
●東日本高速道路:62.0% 前週比:±0%
●西日本高速道路:61.2% 前週比:0.2%
通常、全国平均の利用率が増加すると、各道路事業者も増加する傾向にあるが、この週は事業者ごとに増減が分かれた。また6日−8日が連休だったのにも関わらず前週より利用率が増加したのは、それ以前の年末年始の減少からの回復と見るべきだろう。
また、1月10日時点でのETC車載器のセットアップ件数は6万7813件と、通常の10日間よりも少ない数字だ。正月休みに加え、ボーナス商戦が一段落したということだろう。