JDパワーアジア・パシフィックが8日発表した2006年の米国新車初期品質調査によると、ブランド別では「ポルシェ」が1位(不具合指摘件数91)となり、昨年まで11年連続でトップにつけていたトヨタ自動車の「レクサス」(同93)は僅差で2位に後退した。
3位は韓国の現代自動車(ヒュンダイ)で初めてベスト3に入った。以下4位トヨタ、5位ジャガー、6位ホンダの順。セグメント別では19部門のうち、トヨタ(レクサス含む)が11部門でトップとなり、他社を圧倒している。
調査は新車購入後90日間の100台当たりの不具合指摘をカウントするもので、06年モデルを購入した6万3607人から回答を得た。今回から「製造不具合」と「設計不具合」に調査方法を分け、調査項目数も昨年までの135項目から217項目に拡大した。