【レクサス LS 披露】新開発V8…パワー、排ガス、燃費、自信

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【レクサス LS 披露】新開発V8…パワー、排ガス、燃費、自信
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新型レクサス『LS』(2006年9月発売予定)に搭載されるエンジンは、新開発のV8DOHC。89年の初代LSのデビュー以来使い続けられてきた「UZ」系V8とはまったく関連性を持たない、レクサスブランド初の第2世代V8エンジンだ。

2003年に現行トヨタ『クラウン』で初採用された直接噴射、ポート内噴射の2系統の燃料噴射装置を備える直噴システム「D4-S」が、この新V8エンジンにも採用されている。

通常はエンジンが空気のみを吸い込み、圧縮行程でシリンダー内に燃料を噴射する直噴方式で運転されるが、排ガスコントロールの厳しい低回転、低負荷領域では通常のエンジンのように吸気ポート内でガソリンを噴射、混合気をシリンダー内に吸い込んで圧縮、着火する。また、シリンダーヘッドには新たに電磁式可変バルブタイミング機構も装備される。

これらの新技術の採用により、新世代V8エンジンは現行モデルを大幅にしのぐパワー、トルクを発生させながら、排ガス中の有害物質の濃度を極少に抑え、燃費性能でも世界トップクラスを狙う。「新時代のフラッグシップモデルにふさわしいエンジンに仕上がっていると思います」(トヨタ関係者)という自信作だ。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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