国内モータースポーツ 2005-2006、見応えあり!

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3社激突のスーパーGT、5組が最終戦に優勝かける

スーパーGT(GT500クラス)は、いよいよ国内3大メーカーの熾烈な開発戦争の舞台と化してきた。2年連続二冠の日産、これを阻止すべく燃えるトヨタとホンダ、という構図でシーズンインを迎えた。

04年に新投入されて、素晴らしい戦闘力を発揮したのは日産『フェアレディZ』。これを打倒すべく、トヨタは『スープラ』に大幅な改修を施し、ホンダは不振だった『NSX』に全面的な大改修を実施した。

Z優位の差は縮まり、新装なった富士スピードウェイでは、むしろスープラが圧倒的有利さを誇るほどに戦局は一変。NSXもシーズン途中でエンジンをターボからNAに変更する荒療治で、ついに完全復活する。シーズン中盤からは速さの面でイニシアチブをとるほどに甦ったのだ。さりとて、Zもニスモが高いチーム力を活かしてトップレベルを維持し続ける。

激戦のタイトル争いは、5組のドライバーにチャンスが残った状態で最終戦の鈴鹿に突入する。決勝レースは雨中決戦となり、ドライバーズタイトル争いは最終的に、立川祐路&高木虎之介(スープラ)と、本山&ライアン(Z)の優勝争いに集約され、最終周のライアンの猛攻から逃げ切った立川が自身4年ぶりの王座をつかむ。虎之介はGT参戦初年度で王座に就いた。トヨタにとって、宿願のタイトル奪還成就。

本山&ライアンはドライバーズタイトルこそ逸したが、ニスモ(NISMO)が今季もチームタイトルを保持し、日産勢もとりあえずは溜飲を下げた結果。ホンダと伊藤大輔、またトヨタ勢のなかでは土屋武士と名門トムス、彼らにとっては残酷な結果ともなった最終戦だったが、そこには数々の素晴らしいドラマがあった。

Fニッポン同様、スーパーGTも06年に向けて話題は豊富だ。トヨタが新たなベースマシンとしてレクサス『SC430』を投入、すでにテスト走行をはじめている。他にもマセラティなどのニューカマーが登場する見込みであり、近藤真彦のKONDOレーシングがZでスーパーGT参入決定という動きもある。

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《遠藤俊幸》

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