東京モーターショー(10月19日−11月6日)の三菱の展示ブースデザインについて、三菱自動車デザイン本部デザイン部の森昇さんは「はでな展示やパフォーマンスはないけれど、生真面目にシンプルに、でも明るくオープンに見せていこうという方向になりました」と語る。
「どういう形でプレゼンするか、時期的にも難しかったのは事実です。でも4WDの技術、EVの技術、本来三菱は技術立国だったはずです。そういったものも、きちんとお見せし、皆さんの信頼を取り戻して行きたいと考えました」
「今回は代理店や展示デザイン会社などだけでなく、三菱のカーデザイナーも参加して、展示デザインを決めていきました。我々が本来やりたいこと、今やってることをステージ背景の大画面で表現しました。また上の天幕は、これのおかげで会場全体が実際に『明るく』なるんですよ」と展示デザインの工夫を説明した。